室蘭市 Aさん宅 住宅

外壁はAさんご夫妻の希望でガルバリウム鋼板を採用。正面から見たときに2階部分を奥にすることでゆったりとした印象に

内装のモノトーンの世界へといざなうガルバリウム鋼板とサイディングで仕上げた外壁。大判のサイディングを横張りにしたことで、視覚的な広がりを演出

2階は玄関から直でつながる。階段の下段3段の部分は、家に入ったときの開放感を考慮し、あえて手すりをつけていない

ユーティリティへの出入り口からリビングを望む。1階の床にはすべて無垢材を使用。20種ほどの中からモノトーンの内装に合うよう、グレー系に着色したものを選んだ

廊下から見るとまっすぐ奥に伸びた下がり天井で、キッチン・ダイニングとリビングに空間が緩やかに区切られているのが分かる

洋室から見たキッチン。キッチンからはリビングや洋室で遊ぶ子どもたちの様子がよく見える

キッチンの高さはAさんご夫妻の身長に合わせて90㎝に。キッチンとダイニングが横並びになっていることも奥さんの要望の一つ

キッチンカウンターは造作。当初前面に収納スペースを設ける予定だったが変更し、天板のみ残した。結果、ちょっとしたものを置くのに便利なスペースに。黒い下がり天井になじむよう、ダウンライトは黒い縁のものをセレクト

現在は子どもたちの遊び場、将来はAさんご夫妻の寝室になることも見据えて玄関とリビングの間に設けられた洋室。普段は引き戸を開け放して使っている

Aさんが希望していた2階の書斎。約3帖の広さで趣味7割、テレワーク3割で使用している

約3.6帖の広いユーティリティ。洗濯した衣類を干し、乾いたらそのまま引き出しにしまい、ハンガーにかけたものは洗面スペースを抜けた先にあるファミリークローゼットに収納。動線に無駄がない

奥さんの要望で間接照明にしたトイレ。明るすぎず落ち着ける空間になった

洗面スペースは玄関ホールの正面に位置。北側にあるが高い位置に据えた窓から明かりが入り、玄関を入ったときの開放的な印象にもつながっている