春眠はどこへ・・・
2017.04.19日々の出来事
こんにちは。
もう4月も後半に入りましたが、なかなか暖かくなりませんね。
昨日18日(火)は、室蘭登別の全小・中学校が臨時休校になりました。
伊達方面では浸水や倒壊、室蘭登別でも屋根が飛ぶなどの被害が続出。
被害に遭われた方の事を思うと、一日も早い復旧を祈らずにはいられません。
今日はまだどんよりとしています。
会社前の道路もこのとおり。
本当は、そろそろこの言葉を使える時期なんですけれどね。
「春眠暁を覚えず」
これは中国の詩人である孟浩然の漢詩に由来する言葉です。
「春の夜は心地がよいためについ寝過ごしてしまう」という例えで多く使われていますが
なかなかそんな風にはなれませんね。
でも、解釈の仕方はもっといろいろあるようです。
「春は夜明けが早くなり、冬と同じ時刻に目覚めてももう日の出が過ぎてしまっていた」
そんな解釈もあります。
さて、この言葉は詩の一部ですが、その後に続く言葉はご存知ですか?
■春 眠 不 覚 暁 (しゅんみんあかつきをおぼえず)
春の眠りは朝が来たのもわからない
■処 処 聞 啼 鳥 (しょしょていちょうをきく)
あちこちから鳥のさえずりが聞こえる
■夜 来 風 雨 声 (やらいふううのこえ)
昨夜は風雨の音がしていた
■花 落 知 多 少 (はなおつることをしるたしょう)
どれだけの花が散ってしまったのだろうか
こうやって詩の全体を知ると、また印象が変わりませんか?
私はこれを読んで、このように解釈しました。
「いったいどれだけの花が散ってしまったのだろう、
昨夜の強い風雨のせいで私は全然眠れなかった。
おかげで寝坊してしまったが、鳥のさえずりが聞こえるところをみれば
今朝は春らしい天気になっているという事だな。」
どうでしょう?(*^_^*)
明日の朝は、ぜひそんな感じで目覚めたいものです!
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