南側に大開口を設け、明るくのびのびとした空間に仕上げたLDK。階段は当初のスケルトン仕上げから変更し、階段下収納を設けた。「時間をかけてプランづくりをしたので、こうした設計の修正もできました」とMさん
家族で出かけるキャンプが何よりも楽しみなMさんご一家。賃貸暮らしだったため、増え続けるアウトドア用品の管理や車への積み下ろしが悩みの種に。「2020年に長男が中学生になったので、それを機に学区内でマイホームを建てようと思いました」とMさん。
土地や依頼先を探している中で出会ったのが、USAMI HOME。「担当の中村さんは、私たちの話を親身になって聞いてくれているうちに、キャンプが共通の趣味と分かり、もっと話がしたいと思いました」と、Mさんは振り返ります。幸運は重なり、難航していた希望エリアでの宅地探しも、この出会いがきっかけで解決しました。
プランづくりにあたって、USAMI HOMEは玄関土間に大きな造作棚を設けて、たくさんあったアウトドア用品を収納するプランを提案。「道具の管理も出し入れもしやすい、キャンプ好きだからこその提案に心が躍りました」。着工までおよそ1年、月に1度の打ち合わせを重ねました。「急がず、楽しい話し合いを重ねて納得の家づくりができ、大満足です」。
「子どもたちの様子が見られ、広く感じるように」という奥さんの要望で実現したオープンな対面式キッチン。背面収納カウンターも設置し、使い勝手良く
リビング階段を中心に玄関ホールとリビング・ダイニングをぐるりと一周できる回遊動線を採用。左手の扉の奥は階段下収納
USAMI HOMEの提案でパントリーを設置。ストック食材やキッチン用品がたっぷり、目立たず収納できる。パントリーはキッチンからウォークスルーで、そのままユーティリティにつながる
リビングに隣接し、予備室を設けた。将来、必要に応じて予備室を夫婦の寝室に変更すると、ワンフロアでの生活もできる
2023年5月末、待望の新居が完成。玄関を開けると、美しくディスプレイされたアウトドア用品が迎えてくれます。玄関ホールは2WAY動線を採用し、奥さん念願の対面式キッチンへ荷物を持ってそのままアクセスできます。「キッチンと水まわり、階段には回遊動線を提案してくれたので、とても便利です」と、奥さんも嬉しそう。
キッチンから望むリビングは、採光窓を設けた吹き抜けが心地よい開放感を演出。2人の子どもたちも、リビングに自然と集うことが多くなりました。「生まれて初めて、自分の部屋ができたのにね」と、奥さんは笑います。
コンクリート板のSOLIDOをアクセントに用いたテレビ収納を造作。ラフな質感が白を基調にした空間のアクセントに
リビングには採光窓と吹き抜けを設け、くつろぎ空間に高天井による開放感を演出
2階の寝室には、大容量のウォークインクローゼットを併設
リビングと玄関土間は、最短距離で結ばれている。リビングの掃き出し窓を経由し、横付けした車にキャンプ道具を積み込めるようになった
玄関ホールはそのまま裏動線で水まわり、パントリー、キッチンへとつながっている
かつては「シーズン中、車に積みっぱなしだった」という、愛用のキャンプ道具が玄関土間空間にすっきりと収まった
Mさんの住まいは、自由設計「LiM」の住宅性能と仕様をアップしたハイグレード仕様です。太陽光発電パネルを搭載したZEHの住まいは、快適な室内環境を実現しながらランニングコストを圧縮。「旧居よりも電気代が安くなりました。中村さんにお任せして、結果として大正解。唯一、以前のように頻繁に会って、趣味の話ができなくなったのが残念で仕方ありません」と、Mさんは愉快そうに話してくれました。
ガルバリウム鋼板と木外壁を組み合わせ、シャープなフォルムに仕上げた外観。雨で濡れたテントを干すスペースを確保するため、建物は北側に寄せた
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