ひな祭りは、桃の節句で上巳の節句?
2018.02.22ちょっと一服
寒い寒い2月もあと少し。
3月になれば「春」はもうすぐそこに!という感じですね(^^)
春を感じる行事に「ひな祭り」があります。
私は、毎年飾るたびにひな人形で人形遊びをしていたのですが(親が叱らなかったのがすごい!)
おかげで、お内裏様の衣装も随身のおじいさんのおひげもボロボロでした。
それだけ私の災厄を引き受けてくれていたのでしょうか。
さて、その「ひな祭り」、「桃の節句」とも呼ばれていますが、正しくは「上巳の節句」なんです。
その謂れをご紹介しますね。
「上巳の節句」は、3月の最初の巳の日を指しており、後に3日に定まってきました。
平安時代の日本は、草木や紙、藁で作った素朴な人形に自分の災厄を写し、海や川に流して
お祓いをする「流し雛」の習慣がありました。
また、貴族階級の子女で広まった「ひいな遊び」という人形遊びと「流し雛」が合わさって
「ひな祭り」の原型となったようです。江戸時代にはそれが庶民にも伝わり、女の子の
お祝いの儀式として定着したそうです。
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日頃に桃の花が咲くことや、
桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだとか。
平安貴族の雅やかな風習が現在も受け継がれているって、とても素敵ですね!
それにしても、この絵のお雛様、なんだかとっても楽しそう(*^_^*)
来週は、「雛あられ」の作り方をご紹介します!
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